8番

8番打者は下位打線の真ん中で、ライパチ君でも記した通り、
打てない打者の定位置の様に捉えられがちです。

そもそも、後ろに9番がいるのに8番が何故と思われる方もいるかもしれませんが、
プロ野球では基本的に9番にピッチャーが入ります。

もちろんDH制のあるパリーグではピッチャーは打席に入りませんので、
セリーグに限定されたことにはなりますが。

そのピッチャー打順の定位置でもある9番を省いた中で、
最も低い打順が8番となることから、
野手で一番ヒットが期待できない打順が8番となっていると思われます。

ですが、少年野球ではそのような位置づけではなく・・・
と、言いたいところですが、

実際にはやはり8番には打撃と言う意味においては
期待の出来ない子が選ばれているケースが目立つのは事実です。

与えられた役割をしっかりと果たそう!

これは仕方ないことだと思います。
というのも、打順は1番が最も多くの打席が回ってくることになっており、
順番に2番・3番と回ってくる確率が上がってきます。

より出塁する可能性の高い打者を早い打順に持っていくのは当たり前のことであり、
結果として8番を含む下位打線には、打撃において期待の薄い子供たちが選ばれてしまうのです。

しかし、8番でもチャンスはたくさん回ってきます。
ここぞという場面でヒットを打ったり、つなぎの打撃が出来たりすれば、
いずれは6番・7番といった打順に上げてもらうことも出来るかもしれません。

与えられた役割をしっかりと果たすことを心掛けて打席に入りましょう。